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via: //bauerpottery.com/
シンプルでカラフルな食器はインテリアとしてとしてはもちろん、料理を引き立てる役割も持っています。
カラフルな食器というと北欧のイメージですが、今回はシンプル&カラフルな食器の先駆け的存在であり、ラルフローレン氏も愛用しているメイドインUSAの食器ブランド、「BAUER POTTERY(バウアーポッタリー)」をご紹介します。
BAUER POTTERY(バウアーポッタリー)は1885年にアメリカ、ケンタッキー州でJ.A.BAUER氏により設立された陶器メーカー。
創業当初は安価な素焼きのウィスキーボトルや水差しなどを製造していましたが、1909年にカルフォルニアに移転し、ガーデニング用陶器の製造を行うようになりました。
1929年に始まった世界恐慌を機に、「人々の気持ちを食卓や、毎日目にするものから少しでも明るく、楽しくしたい」という気持ちから、カラフルなソリッドカラーの釉薬とシンプルなテーブルウェアのデザインが出来上がり、それは恐慌で暗く落ち込んだ人々の間で瞬く間に普及し、人々に元気を与えました。
そうして「色鮮やかな陶器」のイメージを獲得したバウアーポッタリーでしたが、多くのメーカーに模倣され徐々に知名度が下がった結果1962年に廃業となりました。
廃業したバウアーポッタリーでしたが、1998年にコレクターであるJANEK BONIECK氏が商標を購入し、BAUER POTTERYを復刻させました。
同氏はBAUER POTTERYの伝統を忠実に再現するため、1930年当時の工場からわずか13キロメール離れた立地に工場を建設し、自身がコレクションしている3000点以上のバウアーポッタリーの陶器を見本に、当時の工法、デザイン、色を再現し製陶しています。
同氏の熱意によってBAUER POTTERYは再び世界各国から評価されるようになり、現在販売されている商品は全て1930年~1940年に製造された商品の復刻バージョンとなっています。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
バウアーポッタリーの特徴は何といってもツヤのある赤や青、黄色といった発色のいいソリッドカラー。
この色はカルフォルニアで目にする太陽、海、シトラス畑、夕日などからヒントを得て作られています。
豊かなカリフォルニアの自然の色から生まれた、色鮮やかでポップなカラーバリエーションはBAUER POTTERYの魅力のひとつです。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
デザインは日用使いを考慮された丸みのあるシンプルな可愛いデザイン。
BAUER POTTERYを象徴するデザインと言える波状のラインが程よく存在感を発揮しています。
この波状ラインは現在展開しているテーブルウエアにほとんど継承されているほど永く親しまれたデザインで、このシンプルなデザインがより発色の美しさを際立たせ、出しっぱなしでも「魅せる食器」となっています。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
土は原産地にこだわり、アメリカの土をブレンドした良質な素材を使用し、耐水性を高めるために一度素焼きしてから色づけを行い、本焼きをするという手間のかかる昔ながらの製法でその美しい発色とツヤを表現しています。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
バウアーポッタリーではテーブルウェアからガーデニング用の商品を数多く展開しています。
日本ではテーブルウエアの展開が多く、大小様々な平皿やマグカップ、水差しやボウルなど30品以上の商品があり、カラーバリエーションも発色のいいビビットなカラーや、淡い色のパステルカラーもあるので、々なシチュエーションに合わせて選ぶことができます。
電子レンジ、食器洗い機にも対応しており、気軽に使用できるのも魅力です。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
Dinnerwareシリーズでは使い勝手のいいブレッドプレートや、大皿のディナープレート、プレートランチにピッタリのランチョンプレートなど、種類豊富に展開しています。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
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Beverageware(ビバレッジウェア)シリーズではコーヒータイムにピッタリなカップ&ソーサー、コーヒーマグ、ウォータータンブラーなど、飲み物用食器を展開しています。Beverage(ビバレッジ)は飲み物の意味です。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
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Bauer Classic Style Mixing Bowlシリーズは容量500mlの一番小さなサイズから、6リットルの大さいずまで、6種類のサイズにわかれたミキシングボウルを展開しています。
ミキシングボウルとは料理の下ごしらえで混ぜる場合などに使われる食器のことです。
ステンレスやプラスチックのミキシングボウルは馴染み深いのではないでしょうか。
バウアーポッタリーのミキシングボウルは下ごしらえ以外に、お茶碗や丼ぶりとしてもつかえそうです。
via: https://www.flickr.com/photos/bauerpottery
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via: //bauerpottery.com/
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日本では東京にショールームがあります。
ワークを感じさせる工房らしいおしゃれな外観ですね。
バウアーポッタリーの食器は電子レンジや食器洗い機にも対応しているので日常の生活に取り入れることが出来ます。
日常使いのおしゃれな食器で毎日の食卓が華やぐのはもちろんのこと、復刻に至った経緯や、ロサンゼルスで昔ながらの伝統製陶されている背景を知るとますます愛着が沸く食器になるのではないでしょうか。
カラーもサイズも豊富なので自分の好きな1枚や、組み合わせで使っても楽しめます。
今はホワイトとネイビーのマリンカラーでそろえるのが人気だそう。
発色の美しさと温かみのある丸い質感が魅力的なBAUER POTTERYは母の日のギフトや大切な人への贈り物としても喜ばれるのではないでしょうか。
フランス製の自然の色を再現したJars / ジャスも魅力的ですが、発色のいいバウアーポッタリーも負けておらず、どちらも揃えたくなる食器ですね。