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Deus ex Machinaとは日本語で「機械仕掛けの神」という意味。
デウスエクスマキナはオーストラリアで2006年にスタートしたカスタムバイクブランド。
現在ではバイクだけでなくサーフィン、スケートボードなども含めたカルチャーブランドに成長し、モーターサイクルやサーフ、アート系のファッションも手掛けています。
日本ではアパレルブランドとしての認知が高く、2014年3月頃からデウスエクスマキナのアパレルを取り扱う店舗が徐々に増えはじめ、雑誌safariへの掲載や12月に東京原宿にフラッグシップ店がオープンしたことを受けて、2015年春に一気に人気が急上昇している現在最も旬なブランドとなっています。
デウスエクスマキナが扱う商品ラインナップには、アパレルや、カスタムバイク、サーフボード、グルーミング、ポスターなど、モーターサイクル、サーフ系のライフスタイルに関連したアイテムがあります。
アパレルはキャップ、アウター、Tシャツ、ボトムスなど、バイク、サーフ系のオリジナルブランドアイテムを幅広く展開しています。
DEUS EX MACHINAのアパレルアイテムで人気があるのが、バイクブランドらしいトリコロールなどのレーシーな配色のメッシュキャップや、ワンポイントロゴのTシャツ、サーフ系のパーカーなどです。
価格はキャップで4,000~5,000円、Tシャツで6,000円~8,000円、パーカーで15,000円前後とミドルレンジな価格帯となっています。
via: //deuscustoms.com/
デウスエクスマキナのバイクはヤマハやカワサキなどのオートバイをカフェレーサー仕様にカスタムしたものを多く扱っています。
カフェレーサーとは1960年代にイギリスで始まったとされているカスタム手法。
バイク乗りたちが街の「カフェ」をスタート地点として公道でレースを行う「カフェレース」というものがその名の由来で、カーブの多い街の行動を速く走るために考えられたレーシーなスタイルが特徴です。
日本では1970年代から1980年代にかけて流行し、そのクラシックでレーシーなルックスは現在でも人気のカスタムスタイルとなっています。
シドニー、バリ、LA、ミラノに次いで日本では東京の原宿に2014年の12月、フラッグシップ店がオープンしました。
via: //deuscustoms.com/
原宿店は黒い壁にバイクのグラフィティが描かれたガレージのようなショップ。
1階はカフェバーとバイク工房となっており、まさに昔のカフェレーサーが集まっていた「カフェ」のようなスペースとなっています。
カフェは朝9時からオリジナルブレンドコーヒーとMama Luliのグラノーラなどを提供しています。
地下にはギャラリーとサーフスペースがあり、サーフボードを削るシェイピングルームを併設し、世界の一流シェイパーによる希少価値の高いボードや、店で削られたボードが並びます。
2階には人気のバイク、サーフ系のアパレルが並んでいます。
ちなみにフラッグシップ店(旗艦店)とはブランドが直営店を作る中でもっとも重要な役割をもつ店舗のこと。
多くは大都市の目立つ通りに回転し、そこからブランドの浸透を図るために情報発信やブランディングを行います。
デウスエクスマキナはモーターサイクル、サーフィン、スケートボード、アートや音楽などのカルチャーを高い次元で融合させたライフスタイルを提案しており、まさに「大人の少年心」をくすぐるブランドとなっています。
バイク、サーフブランドとして、文字通り「乗りに乗っているブランド」。
サーフブランドではSaturdays Surf NYCも人気がありますが、どちらも共通していることは、ブランドを通してライフスタイルを提案するコンセプトショップであるということ。
ただ商品を販売するブランドではなくライフスタイル提案型のコンセプトショップは今後も増えてくるのではないでしょうか。