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ボトムスの定番であるジーンズ。ルーツが作業着だけあってアメカジや、ワークなどカジュアルになりやすいアイテムですが、大人のキレイ目のカジュアルにも取り入れたい。そこで一着持っておきたいのがリジッドジーンズです。
リジッド(rigid)は英語で「硬い」という意味。
リジッドデニムとは生産時に付けた糊を残した状態で一度も洗っていないデニムのことで、ノンウォッシュデニム、生デニムとも言われます。
色は濃いネイビー色が特徴で、加工や洗いをしていないので、はき続けると「色落ち」や「縮み」が発生しやすく、長年はき続けることで自分だけのオリジナルジーンズになることから、ジーンズを育てるという感覚を楽しむ人もいます。
加工が入っていないシンプルなデニムのため上品なコーディネートにもあわせやすいデニムとなっています。
シルエットは細すぎるとモードに、太いとヒップホップ、ストリートになるため、細すぎず太すぎないストレートシルエットが上品なスタイルにはオススメです。
via:ZOZOTOWN
ウォッシュデニムは定番の色あせジーンズ。加工、洗いにより味わい深いルックスを持っておりファッションには欠かせないボトムスとなっています。
過度なダメージや色落ち加工を施したジーンズもありますが、あまりラフになりすぎないように、シルエットは細身を選んで、ある程度上品さを残した色あせデニムを選ぶのが最近の流行となっています。
via:ZOZOTOWN
チノパンはコットンパンツや、綿パンなどとも言われ、チノクロスという生地で作られたボトムスのことを言います。
色は主にカーキ色、ベージュ、茶色に近い色のものが多く、ネイビーや、赤、黒、白など他の色との相性もいいため、一本持っておくとアメカジ、ワーク、ミリタリー、きれい目カジュアルと、様々なスタイルに使えるボトムスです。
via:ZOZOTOWN
LeeやLevisなど、ジーンズで有名なブランドがベージュのパンツを販売しているのをみてこれはチノなのかデニムなのかよくわからなくなることがあります。
ベージュのジーンズ(デニム)とチノパンの違いは、デニム生地を使ったボトムスがジーンズ(デニム)、チノ生地を使ったボトムスがチノパンツとなります。
チノもデニムも原料は綿なので全く違うものというわけではありませんが、織り方によってできる生地が違うため厚みや肌触りなどが異なります。
個人的には、生地の厚いベージュ色のボトムスはベージュ色のジーンズ、生地の薄いベージュ色のボトムスはチノパンという認識です。ベージュのジーンズをチノとして使ってコーディネートしても問題ないと思います。
少し前まで部屋着のイメージが強かったスウェットパンツですが、レザージャケットなどハードなコーディネートの「崩し」としてや、リゾート感のあるコーディネートで使用するなど、最近では定番のファッションアイテムとなっています。
デニムとの相性がよく、デニムジャケットと合わせるのがこの春のトレンド。
持っておきたいカラーはライトグレー。シルエットはタイトが基本。
ラフで野暮ったいイメージが強いだけに、お洒落に見せるには生地やシルエットには特にこだわりたいところです。
via:ZOZOTOWN
今回紹介したボトムスは基本的にどれも定番なアイテムですが、定番の中にカラーやシルエットなどその時その時の「旬」を取り入れることで一味違った印象を与えてくれます。
色々な素材、シルエットのボトムスを持っておくとトップスとのカラー、素材との組み合わせでコーディネートの幅が広がります。
ジーンズに慣れていると他のボトムスをはくのは始めは少し躊躇してしまうかもしれませんが、定番ジーンズばかりの人はリジッドデニムやチノパンに、チノも持っている人は細身のスウェットに、2015年春は挑戦してみてはいかがでしょうか?