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Vibram / ビブラムソール | デザインと機能性に優れた靴底

via: //vibram.com/

靴底、ソールと言うといかにも「ゴム」を感じさせる黒やグレーなどの暗い色と味気ないデザインでファッションとして扱われることはあまりありませんでした。

しかし近年、コールハーンのルナグランドをはじめ、ビジネスシューズとビビットなカラーソールを組み合わせたシューズが流行し、ソールもファッションの一部として消費者に認識され始めました。

修理の際に自分の好みのソールに張り替える人も増えてきており、中でもビブラムソールは機能性、デザイン性の高いソールとしてファンに愛されています。

今回はイタリアの老舗靴底メーカー、Vibram / ビブラムソールについてまとめました。

目次

ビブラムソールとは?

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vibramはイタリアの老舗ソールメーカー。

1935年、創始者のビターレ・ブラマニー(VITALE BRAMANI)氏が初めての登山靴用のソールを発明し、その2年後の1937年にビブラムソールが誕生しました。

70年以上の歴史を持つVibram社が作るビブラムソールは機能性、デザイン性に優れ、登山、スポーツ、ファッション、ワークなど様々なシーンの靴に使われており、ホワイツ、ウエスコ、ヴィバーグといった高級ワークブーツから、コンバース、ニューバランスなどのカジュアルスニーカーまで、永きにわたって有名ブランドのシューズ、ブーツに使われています。

ビブラムソールの特徴

高い機能性

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ビブラムソールの特徴の一つが機能性。

もともと登山靴用のソールであるため、丈夫で滑りにくく、足を守るために必要な機能を備えています。

また、様々なシチュエーションに適した機能を持つソールを生産するために、スポーツ、アウトドア用であれば、濡れた地面でも強いグリップ力を維持できるように、ワーク用であれば燃えにくく、裂けにくく、-40度でも柔軟性を保てるように設計、開発されています。

それぞれの用途に合わせて靴底の成分やデザインを変えることで高い機能性を持つ高品質なソールが出来上がり、それが長年多くの人々から支持されています。

高いデザイン性

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ビブラムソールのもう一つの特徴がデザイン性。

靴の底というあまり目にする機会がない部分をデザインすることで他にはない唯一独自のブランドを形成しています。

この黄色のロゴが入るだけで地味な靴底から、オシャレで高級感のあるソールになってしまうのだから不思議なものです。

ビブラムソールのデザインはネジの形や、蜂の巣、波紋、地面の模様など、あらゆるモノ、コト、自然現象からインスピレーションを膨らませてデザインしています。

また単にオシャレなデザインというだけではなく、機能性が損なわれないように踏み込む際の力が掛かる方向も考慮して設計されているのだから驚きです。

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ビブラムのデザイナーはテスターチームと緊密に連携し、検証したデータを基に新製品を設計していきます。

多くの生体力学の研究機関とも協力し、最高のパフォーマンスを発揮できる靴底を開発しているのです。

高い品質

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生産されたソールはまずテストセンターで機械により、密度、硬度、摩耗、電気抵抗など10項目以上の測定を行います。

次に、実際に使用することを想定し、人が着用したうえで、グリップ力の測定を行います。

そして最後に山や、スケート場など実際に使用する環境でのフィールドテストを行い、合格したものが品質認証を受け市場にローンチされるのです。

このような3段階における徹底的な品質検証により高品質なビブラムソールが作られます。

靴底の交換

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ソールが減った際は、リペアショップに持っていくことがほとんどだと思いますが、どのように張り替えられているかをあまり意識することはありません。

25cm、26cm、27cmなど色々なサイズの靴底から自分の靴に合ったソールを選び、貼り付けるようなイメージがあるかもしれません。

実は1枚の四角形のゴム板や、40cmくらいの大きなソールを靴に張り合わせてから自分の靴底の形にカットし、削りながら靴にピッタリの形に成形しているのです。

それゆえ個人でソールを交換するのは中々難しく、現状はリペアショップで交換する人がほとんどで、それが日本で靴底がファッションとして普及しない理由の一つとなっているようです。

まとめ

ビブラムソール素晴らしいところは品質、機能性、デザインのもちろんのこと、あまり日のあたらない靴底という部品をブランド化し、独自の価値を提供しているところ。

まだまだ日本ではなじみが無く、地味な印象の「ソール」という分野ですが、靴底のファッション化に伴い、近いうちに一般消費者が気軽に自分で好きなビブラムソールを選んでカスタマイズできるようになるかもしれません。

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