今春流行の白スニーカー。上品なコーディネートに重宝する、世界で一番売れているスニーカー「スタンスミス」はいかがでしょうか?
いまさら聞けないアディダスのスタンスミスとは?
1965年にadidas Originals(アディダス オリジナルス)が初のオールレザー・テニスシューズとして発売し、1970年代にスタンスミスの名前がつけられました。
「スタン・スミス」と言う名前は1960年代後半から1970年代前半にかけて活躍したアメリカのテニスプレーヤーの名前で、そのままスニーカーに使用しています。
スタン・スミスは世界で一番売れたスニーカーとしてギネスにも記録されています。
2014年1月に2年ぶりに復刻され瞬く間に完売になるほど現在でもその人気の高さが伺え、2015年には新しくリニューアルモデルとして素材の変更されたスタンスミスが販売されています。
デザインの特徴
アディダスのロゴアイコンが描かれた「ヒール」のグリーンと、「シュータン」に描かれたスタンスミス氏の顔がトレードマークとなっています。
3列のパーフォレーション(通気穴)が同じパターンでスリーストライプスを表現し、シュータンに描かれたアイコニックなスタン・スミスのポートレートと並びシューズのトレードマークになっている。
via:adidas
一言で言えばアッパーにレザーを使用し、シンプルなスニーカー(テニスシューズ)ですが、そのシンプルで完成されたデザインが今もなお根強い人気となっています。
ちなみにアディダスの三つ葉マークは1972年に、本物と偽者のアディダスプロダクトを見分けられるように、3枚の葉をデザインしたのが起源となっており、楓の葉のように思われがちですが、本来はシロツメクサ属の植物だそうです。
2014年復刻版と2015年リニューアル版との違い
復刻版とリニューアル版との大きな違いは3点。
1つは復刻版は「ヒールタブ」(かかと部分)が艶のないスエードなのに対し、リニューアル版はヴィンテージと同じ艶のあるスムースレザーを使用している点。
もう1つは復刻版はアッパーが従来のレザーなのに対し、リニューアル版は「ガラスレザー」という光沢のあるレザーを採用している点。
そして復刻版はソールがアッパーと同色系なのに対し、リニューアル版のソールはアッパーよりも暗めのオフホワイトを使用している点です。
2014年復刻版スタンスミス
- ヒールタブ:
- スエード
- アッパー:
- レザー
- ソール:
- アッパーと同色系のオフホワイト
- 価格:
- ¥14,040 (税込)
2015年リニューアル版スタンスミス
- ヒールタブ:
- スムースレザー
- アッパー:
- ガラスレザー(光沢のあるレザー)
- ソール:
- アッパーより暗めのオフホワイト
- 価格:
- ¥15,120 (税込)
2015年のリニューアル版は復刻版よりもヴィンテージを意識したつくりとなっており、その中でアッパーに光沢のあるレザーを採用することで上品さと高級感をプラスしているようです。
アッパーの光沢は好みが分かれそうですが、キレイ目なパンツとの相性もよく、履きこんでいくうちに味がでてきてよりヴィンテージらしく変化していきます。
まとめ
スタンスミスの飽きのこないシンプルなデザインは様々なファッションにあわせやすく、一足持っておくと重宝するスニーカーです。
リニューアル版は復刻版よりもよりヴィンテージライクな仕上がりとなっていて、同時に上品さもプラス。
2015年春のトレンドでもある「白スニーカー」として上品なコーディネートにもピッタリのスニーカーとなっています。