2015年SSから展開しているジャパンブランド「AURALEE （オーラリー）」
多くの雑誌メディアに掲載され、早くも人気の兆しが見えるブランドです。
AURALEE （オーラリー）とは?
オーラリーは2015年SSにスタートしたメインドインジャパンのファッションブランド。
ブランド名の由来はエルヴィスプレスリーの名曲「Love Me Tender」の原曲にもなったアメリカの古い民謡「AURA LEE（オーラ リー）」から。
デザイナーは、フィルメランジェや、ノリコイケなど、様々なブランドのパタンナーやデザイナーを経験された岩井良太氏。
素材作りからがデザインと考え、「自分たちが思う本当に良い素材を提案する事・その素材を使い上質な軽さを表現する事」をコンセプトに、日本屈指の生産技術で作り込んだ生地のよさを最大限に活かし、毎日着る事を目的とした洋服を提案しています。
AURALEE （オーラリー）の特徴
オーラリーの特徴はアイテムごとにトコトンこだわった素材。
全てオリジナルの素材は作る服に合わせて最上の紡績工場を選び、「生地」からではなく、「糸」から素材を考えて作り上げてられています。
メイドインジャパンを信条に原料からこだわり、最高の材料と職人技により生み出されたオリジナルの素材が、岩井氏により、個性を十分に生かしながらも、肩肘張らずに気軽に毎日着れるようにデイリーウェアに落とし込まれています。
主な商品ラインナップ
ジャケット
紙のような質感をだすために、ギザコットンと呼ばれるエジプトの超長綿の中でも選りすぐりのフィンクスコットンを超細番手で紡いだ贅沢な生地でつくられています。
コットンは繊維長が長いものほど高級とされ、超長綿とは通常、摘み採ったコットンの繊維の長さが平均35ｍｍ以上の特別に長いもののことを言います。
フィンクスコットンはエジプト産の高級コットンであるギザコットンの中でも最高級のコットンということになりますね。
番手とは、紡績糸の太さをあらわす単位のことで、数字が大きくなるほど糸は細くなります。
一般に綿糸では60番手以上を細番手と言われ、細番手を使った生地はしなやかで光沢があり、肌触りが良いのが特徴です。
ニット
コットンに、ウール、シルクを混紡した極細の糸で編んだハイゲージニット。
ゲージとは縦と横10cm四方の中にどれだけ網目があるかという編み機の針の密度を表す言葉で、ハイゲージニットは細い糸でしっかりと編んである網目の細かいニットのことを指し、しなやかで滑らかな肌触りが特徴的です。
シャツ
スカート
最高級フィンクスコットンをヴィンテージ地のように見せたバギーサテンのスカート。
独特のコシと柔らかさと、程よく広がる女性らしいフレアシルエットが魅力です。
タンクトップ
ハイゲージのリブニットタンクトップは肌触りがよく、ボディへのフィット感もバツグン。前と後ろで着丈が異なるなど、細部にも気が利いたデザインとなっています。
まとめ
上質な素材を活かして最良の「普段着」を提案するオーラリー。
コットン、ウール、リネン、シルク、そしてそれぞれの混紡など、素材の開発に力を注ぎ、その個性を十分に生かしたアパレルを展開している同ブランドは、「こんな服をつくりたい」から生地を選ぶのではなく、「こんな生地を作った」からそれに合う服を作ることもあるというほど。
素材を第一に考え、それぞれの特性に合わせて作り出されるカットソー、ジャケットなどのファッションアイテムは、モダンで洒脱ながら普段着として気軽に着れるシンプルなデザインに落とし込まれています。
シップス、ビームスなど大手セレクトショップでの取り扱いが始まっており、これからさらに人気が出ることは必至。
はやくも2015FWのコレクションが楽しみなブランドとなっています。